農林水産省は、同省の「令和５年度食産業の戦略的海外展開支援事業（EU共通農業政策、英国農業政策、EU森 林デューデリジェンスの動向分析委託事業）」の取引先として三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング株式会社を選定したことを公表した。29日にウェブサイトで明らかにした。取引価格は11,403,680円としている。
総合評価方式の一般競争入札の結果、価格とそれ以外の要素を含めた評価の結果、最高得点の提案が採用された。
欧州への我が国の食品・飲料輸出をめぐっては、国税庁も国産酒類の輸出広報に乗り出しており、こちらはスーパーマーケットや日本食レストランをセールスチャンネルとする構えだ。近年の英国及び欧州との貿易協定や各省庁の調査・支援策を弾みに、日本の食糧産業等の輸出拡大に繋がるか、また、附帯的に輸出支援・輸出広報などの官公庁ビジネスが今後も創出されるのか、引き続き政策動向が注目される。