株式会社ウフルと原子力規制庁は、「令和5年度原子力規制検査業務システムの更改」の取引着手に合意した。原子力規制庁が8日に合意内容を公表している。今後、28,715,075円の取引価格で契約締結に進むものとみられる。
一般競争入札で最も安価な金額を提示し、採択されたもの。
【解説】
原子力規制検査業務システムは、原子力規制庁が原子力事業者等に行った検査記録を保存する情報システム。
国内の約60の原子力施設に対し、約225人の原子力規制庁職員が実施した検査の結果や四半期毎の報告書をクラウドベースで共有する仕組み。
今回は試験導入から起算して5年が経過したことを契機に、新システムへの切り替えを行うもので、原子力規制庁では、早ければ年内にも新システムが完成、年明けより試運転を開始する構えだ。