株式会社旭屋書店は、検察庁による「六法全書等調達契約」の受注に成功した。検察庁が先月30日に調達先の選定結果を公表している。今回の契約金額は4,449,393円。
一般競争入札の結果、最低価格の提案が採用された。
今回の入札に先立ち、旭屋書店は先月15日にも778万円規模の六法全書の供給契約を検察庁から受注している。しかしながら、23日の同種入札では広島官報販売所が56冊分の注文を獲得するなど、旭屋書店のみで全ての需要を囲い込むには至っていない。「検察官はもちろん、検察事務官等、多数の職員が六法全書を日常的に読み込み、また随時新版を必要としていることから、国内における有数の六法全書需要家であることは間違いない」(公共調達筋)とされる検察庁の旺盛な需要に対し、旭屋書店の受注攻勢がどこまで継続するか、注目が集まりそうだ。